まず、症状の診断から
しみ、ほくろ、いぼ、そばかす、肝斑——お顔まわりのメラニンが関わるお悩みは、症状がさまざまです。そのため、症状ごとに適した治療法も異なります。
1回で取りきれるのが理想ですが、複数回の治療が必要な場合もあります。当院では状態を診断したうえで治療法をご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。
しみの種類と、それぞれの治療法
「しみ」とひとくくりにされがちですが、種類によって治療法がまったく異なります。診断を誤ると、かえって濃くなってしまう場合もあるため、最初の見極めが大切です。

頬などに左右対称にあらわれる、輪郭のぼんやりした色むらです。強いレーザーはかえって悪化させることがあるため、内服・外用によるコントロールが治療の第一選択です。
- - 内服薬(トラネキサム酸・ビタミンC)の継続 ※肝斑セットは現在欠品中です。再開の際にあらためてご案内いたします
- - レーザートーニング治療
- - 塗り薬(トラネキサム酸配合 TAクリーム)の継続塗布
紫外線や加齢によって生じる、輪郭のはっきりした褐色の斑です。
- - QスイッチYAGレーザー治療(施術後はテープ保護が1週間程度必要です)
- - 光治療(M22)——薄くなりますが、完全に取りきれない場合もあります
- - 塗り薬(ハイドロキノン、トレチノイン)で新陳代謝を促し、メラニンの排出を助けます
母斑細胞によるふくらみのある病変です。
- - CO2レーザー治療(施術後はテープ保護が1週間程度必要です)
- - 状態によっては切縫手術(組織を検査する場合があります)

ほくろはCO2レーザーで組織ごと除去し、しみはYAGレーザーでメラニンだけを選択的に壊します。
使用する機器——いずれも国内承認機です
当院のレーザー治療は、日本の医療機器製造販売承認を取得した2機種で行っています。
1964年設立のFotona社(ヨーロッパ・スロベニア)による、50年以上の歴史をもつレーザー機器です。同社のレーザー装置は世界60か国以上で2万5千台以上の導入実績があり、YAGレーザーの技術は歯科・泌尿器科・婦人科の分野でも用いられています。当院で使用する機器は同社のアメリカ工場で製造されたものです。
日本赤外線工業による国産のCO2(炭酸ガス)レーザーです。ほくろやいぼの除去に用います。
しわ・たるみの治療と、あわせて考えてほしいこと

当院はしわ・たるみの治療を専門として20年以上診療を続けてまいりましたが、患者様は意外と、しみ・ほくろ・肝斑といったメラニン系の症状を気にされていないのでは、と感じることがあります。お顔の印象は、しわやたるみだけで決まるものではありません。しみやほくろが目立たなくなるだけで、印象は大きく変わります。
年齢とともに皮膚の新陳代謝が衰えると、メラニンの排出がうまくいかず、しみが増えたり色味が強くなったりする場合があります。レーザーでの治療は有効な選択肢ですが、それと同じくらい、毎日のホームケアが大切です。日々の積み重ねが結果を左右しますので、ハイドロキノンやTAクリームなどを、コツコツ毎日使っていただきたいと思います。
レーザー治療後のケア
ピンク色の新しい皮膚ができあがるまで(おおよそ1週間)、テープでの保護を続けます。洗顔などでテープがはがれた場合は、患部を水で清潔に洗い、処方されたお薬を塗って、適当な大きさのテープを貼り直してください。日焼け止めやお化粧で、紫外線にさらさないようにケアを続けます。
レーザーでメラニンは除去されますが、治療の刺激により、治療後1か月ごろから炎症性色素沈着が起きる場合が多くあります。時間とともに自然に薄くなっていきますが、トレチノインやハイドロキノンで新陳代謝を促し、改善を早める処方をすることがあります。治療後に色が濃くなっても一時的なものですので、慌てずに塗り薬などで対応しましょう。症状によっては、色素沈着が長期にわたり残る場合もあります。

写真提供:米国Fotona d.o.o. ※レーザー治療後の一時的な炎症性色素沈着を説明する写真です。当院の症例ではありません。
しみや肝斑が気になるエリアにはTAクリームやハイドロキノンなどの美白剤を塗布し、日常の化粧水はビタミンC配合のものを。日焼け止めを塗り、遮光を習慣にすることが大切です。飲むケア(肝斑セット・美肌セット)もご用意していますが、現在いずれも欠品中です。再開の際にあらためてご案内いたします。
ハイドロキノン・TAホワイトセラムなど ホームケアの詳細を見る- - レーザー治療費は1mmにつき5,500円。直径10mmなら55,000円です
- - 初診の場合の合計:55,000円+塗り薬550円+テープ代550円+初診料3,300円=59,400円
- - 1か月後の検診でハイドロキノンの処方を受けた場合:美白剤4,400円+再診料1,100円=5,500円
※いずれも税込です。夏割期間中(2026年9月末まで)はレーザー治療費が1mmにつき4,400円になります。
料金
すべて税込価格です。しみ・ほくろレーザー治療は自由診療(保険適用外)のため、公的医療保険は適用されません。
| 治療プラン | 通常料金 | 夏割20%OFF 2026年9月末まで |
|---|---|---|
| QスイッチYAG しみ取りレーザー(直径1mmにつき) | 5,500円 | 4,400円 |
| CO2 ほくろ取りレーザー(直径1mmにつき) | 5,500円 | 4,400円 |
| プラン | 料金(税込) |
|---|---|
| YAG半顔パック(顔の半分のしみを治療) | 66,000円 |
| YAG全顔パック(顔のすべてのしみを治療) | 110,000円 |
※パックプランは夏割の対象外です。※顔の両側に直径20mm以上のしみがある方は全顔パック、顔の片側に直径12mm以上のしみがある方は半顔パックがおすすめです。
- - 塗り薬 550円/保護用テープ 550円
- - 全顔パックなど範囲が広い場合:塗る麻酔 5,500円
- - 初診料 3,300円/再診料 1,100円
直径1cm(10mm)のしみ1つと、直径3mmのほくろ1個をレーザー治療した場合(再診)
しみレーザー55,000円+ほくろレーザー16,500円+塗り薬550円+テープ代550円+再診料1,100円=73,700円
リスク・副作用
- - 治療後の炎症性色素沈着が、症状によっては長期にわたり残る場合があります
- - 治療後、数時間から数日は炎症状態が続きます(テープで保護し、日焼けを避けてください)
- - 治療後1週間程度はテープでの保護が必要です
- - 1回のレーザー治療で取りきれない場合があります。その場合は経過観察のうえ、半年以降に再度治療を受けていただくことがあります
- - 治療後、同じ部位にしみ・ほくろが再発する場合があります(しみは生活習慣や経年変化でも再発します)
- - 金の糸など、金属が皮膚に埋入されている方
- - 金製剤(抗リウマチ薬の一種)の使用歴がある方
- - 妊娠中・授乳中の方
- - 全身状態のすぐれない方、基礎疾患のある方
- - そのほか、医師が施術できないと判断した方
この治療は、心身ともに健康で、医師の説明をご理解いただける方を対象としています。
よくあるご質問
1回の治療でしみは取れますか。
1回で取りきれる場合もありますが、しみの種類や深さによっては複数回の治療が必要です。取りきれなかった場合は経過観察のうえ、半年以降に再度の治療をご提案することがあります。診察の際に見通しをご説明します。
肝斑もレーザーで取れますか。
肝斑に強いレーザーを当てると、かえって悪化させることがあります。そのため肝斑は、内服・外用によるコントロールを第一選択とし、レーザーを使う場合も出力を抑えたレーザートーニングで対応します。まずは症状がしみなのか肝斑なのか、診断からご相談ください。
治療後の色素沈着とは何ですか。
レーザーの刺激により、治療後1か月ごろから患部の色が一時的に濃くなる現象で、多くの方に起こります。時間の経過とともに自然に薄くなりますが、ハイドロキノンなどの塗り薬で改善を早める処方をすることがあります。治療前より濃く見える時期があっても、慌てずにご相談ください。
痛みはありますか。麻酔は使えますか。
輪ゴムではじかれるような刺激があります。全顔パックなど範囲の広い治療では、塗る麻酔(5,500円・税込)をご用意しています。ご心配な方は診察時にご相談ください。
テープはどのくらい貼っておく必要がありますか。
ピンク色の新しい皮膚ができるまで、おおよそ1週間です。洗顔などではがれた場合は、患部を清潔にして処方薬を塗り、貼り直してください。新しい皮膚ができたあとも、室内でも日焼け止めを塗るなど紫外線対策を続けましょう。
使っている機器は承認されたものですか。
はい。しみ用のQスイッチYAGレーザー「スターウォーカー」(医療機器製造販売承認番号 23100BZX00076000)、ほくろ用のCO2レーザー「nic15」(承認番号 03B第0861号)は、いずれも日本の承認を取得した機器です。
ご相談・ご予約はこちら
しみか肝斑かの見極めから、治療の内容・回数・費用・リスクまで、診察のうえでご説明します。
診療時間 平日11:00〜18:00/土曜・祝日 11:00〜17:00
医療法人社団青真会 青山エルクリニック
〒107-0062 東京都港区南青山5-10-6 テラアシオス表参道ビル5階























